偏頭痛の原因 >
偏頭痛と「もやもや病」

偏頭痛と
「もやもや病」

もやもや病の患者に、偏頭痛持ちが多く、一般的な頭痛薬が効かないことが多くみられます。

もやもや病とは、脳虚血(脳への血液の供給が足りない状態)や脳出血で発症し、脳の血管がもやもやして見えることから病名が付けられました。

ちなみに、もやもや病は、現在では正式な医学用語となっており、世界では「moyamoya disease」として知られています。

もやもや病の男女比は1:1.8とされ、女性の患者の方が多い状況です。

もやもや病の症状は、片半身の麻痺、けいれん、歩行障害、失語症、学力の低下、めまい、視覚異常、両足の脱力、全身の虚脱、失神発作、頭痛、嘔吐など様々です。

偏頭痛の薬には「イミグラン」や「ゾーミッグ」がありますが、服用が禁止される人として、脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある患者が対象となっています。

したがって、もやもや病の患者はこの中に入るので、投与禁止とされています。



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