偏頭痛の原因 >
偏頭痛の原因脳血管拡張の理由

偏頭痛の原因
脳血管拡張の理由

偏頭痛は、脳の血管が発作的に「拡張」することで起こります。

医学的には完全に明らかになっているとはいえませんが、偏頭痛は、脳内神経伝達物質の「セロトニン」が深く関っているといわれています。

脳内のセロトニンは、様々なストレスや刺激によって、増加することがわかっています。

そして、セロトニンは、脳の血管を収縮させる働きがあります。

脳の血管が収縮すると、脳への血流が低下し脳の機能も低下します。

そして、脳内の視覚をつかさどっている部分に影響が出るため、偏頭痛の前兆となる「キラキラしたものが見える」などの前駆症状が出現します。

このような脳の血管の収縮が常に起こっていると、やがてセロトニンが不足するようになります。

その結果、血管を収縮させる物質が少なくなってしまい、今度は一転して、必要以上に脳の血管が拡張してしまうのです。

この拡張した血管が、偏頭痛を引き起こす「張本人」なのです。

血管が拡張し血流が多くなるので、ガンガン、ズキズキと脈打つような偏頭痛特有の痛みを生じさせます。



▲TOP
偏頭痛
かかってこい!TOP